この物語は、過去の美談ではありません。 **今も続く、ココロネの「現在進行形の約束」**です。
私は一度、会社をつぶしています。
文字通り、何もかもを失いました。お金だけではありません。
誇りも、自信も、そして何より
──「なぜ自分はこの仕事をしているのか」という志を、丸ごと置き忘れていました。
それから1年ほど、生きるために働きながらも、心のどこかが空洞のままの日々が続いていました。
ひとりで歩く小学生の後ろ姿に、あの日を重ねた
転機は、あまりにも何気ない瞬間でした。
ある日の夕方、ひとりで下校している小学生の後ろ姿をぼんやりと眺めていた時
胸の奥に沈んでいた記憶がふいに浮かび上がってきたのです。
──10年前、公園で出会った一人の少年。
誰かに叱られたかったわけでも、何かを要求していたわけでもない。
ただ、「見てほしかった」だけの子ども。

あの時の出会いは、間違いなく私の人生の原点でした。
「この子たちが、安心して帰ってこられる場所をつくりたい」
「大人の仕事が、ちゃんと子どもたちの未来につながっている社会をつくりたい」
忘れていたはずの志が、静かに、しかし確かな熱を伴って、胸の奥から立ち上がってきました。
あの日、砂場で何があったのか。その全貌はこちら
心理的安全性を「空気」ではなく「構造」でつくる
その後、私はコールセンターの管理職として現場に立ち、一つの壁にぶつかりました。
「心理的安全性」を意識して、叱らず、否定せず、安心できる空気づくりに力を注いでも、現実は過酷でした。
- 新人が育たない
- ミスが減らない
- 現場が疲弊していく
ここで私は、はっきりと思い知らされました。 心理的安全性「だけ」では、人は救えない。
安心しても、やり方が曖昧で、判断基準がなく、失敗すると結局「個人の責任」になる構造のままでは
人は前に進めません。
私は順序を変えました。
まず徹底したのは、業務フローの整理と、ミスが起きても人を責めなくて済む「構造」づくりでした。
すると、仕組みを整えた瞬間、心理的安全性が本当の意味で機能し始めたのです。
「金庫に鍵をかける」という、真の優しさ
以前、ある役員から聞いた言葉が、私のコンサルティングの核になっています。
「金庫に鍵をかけるのは、社員を疑っているからじゃない。
魔が差す“隙”を与えないことで、社員を守るためだ。」
私は、この考え方を「構造的優しさ」と名付けました。
人を信じるからこそ、人を責めなくて済む仕組みを先につくる。
仕組みがあるから、人は優しくなれる。
これこそが、私が辿り着いた答えでした。
2031年、札幌に「居場所」を実装する
私たちココロネは、この「構造的優しさ」を社会に実装するために動いています。
これは理想論ではなく、具体的なロードマップです。
寄付頼みではなく、ビジネスとして利益を出し、その一部を次世代へ還元し続ける。
この「循環する構造」そのものが、子どもたちの未来を守る盾になると信じています。
組織がうまくいかないのは、あなたのせいではない
もし今、あなたが「人を信じたいのに、現場が回らず苦しい」
「優しくしたいのに、余裕がない」とひとりで悩んでいるなら、それはあなたのせいではありません。
仕組みが、まだ整っていないだけです。
私たちは、いきなりコンサルティングを売り込みません。
まずはお話を伺い、人ではなく「構造」の視点で組織を診ることから始めます。
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仕組みがあるから、人は優しくなれる。
その現場を、一緒につくりましょう。


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