会社を潰した私が、なぜ売上の10%をこども食堂に回すのか。──10年かけて辿り着いた「構造的優しさ」の答え

この物語は、過去の美談ではありません。 **今も続く、ココロネの「現在進行形の約束」**です。

私は一度、会社をつぶしています。

文字通り、何もかもを失いました。お金だけではありません。

誇りも、自信も、そして何より

──「なぜ自分はこの仕事をしているのか」という志を、丸ごと置き忘れていました。

それから1年ほど、生きるために働きながらも、心のどこかが空洞のままの日々が続いていました。

ひとりで歩く小学生の後ろ姿に、あの日を重ねた

転機は、あまりにも何気ない瞬間でした。

ある日の夕方、ひとりで下校している小学生の後ろ姿をぼんやりと眺めていた時

胸の奥に沈んでいた記憶がふいに浮かび上がってきたのです。

──10年前、公園で出会った一人の少年。

誰かに叱られたかったわけでも、何かを要求していたわけでもない。

ただ、「見てほしかった」だけの子ども。

あの時の出会いは、間違いなく私の人生の原点でした。

「この子たちが、安心して帰ってこられる場所をつくりたい」

「大人の仕事が、ちゃんと子どもたちの未来につながっている社会をつくりたい」

忘れていたはずの志が、静かに、しかし確かな熱を伴って、胸の奥から立ち上がってきました。

あの日、砂場で何があったのか。その全貌はこちら

心理的安全性を「空気」ではなく「構造」でつくる

その後、私はコールセンターの管理職として現場に立ち、一つの壁にぶつかりました。

「心理的安全性」を意識して、叱らず、否定せず、安心できる空気づくりに力を注いでも、現実は過酷でした。

  • 新人が育たない
  • ミスが減らない
  • 現場が疲弊していく

ここで私は、はっきりと思い知らされました。 心理的安全性「だけ」では、人は救えない。

安心しても、やり方が曖昧で、判断基準がなく、失敗すると結局「個人の責任」になる構造のままでは

人は前に進めません。

私は順序を変えました。

まず徹底したのは、業務フローの整理と、ミスが起きても人を責めなくて済む「構造」づくりでした。

すると、仕組みを整えた瞬間、心理的安全性が本当の意味で機能し始めたのです。

「金庫に鍵をかける」という、真の優しさ

以前、ある役員から聞いた言葉が、私のコンサルティングの核になっています。

「金庫に鍵をかけるのは、社員を疑っているからじゃない。

 魔が差す“隙”を与えないことで、社員を守るためだ。」

私は、この考え方を「構造的優しさ」と名付けました。

人を信じるからこそ、人を責めなくて済む仕組みを先につくる。

仕組みがあるから、人は優しくなれる。

これこそが、私が辿り着いた答えでした。

2031年、札幌に「居場所」を実装する

私たちココロネは、この「構造的優しさ」を社会に実装するために動いています。

これは理想論ではなく、具体的なロードマップです。

STEP
2028年4月:法人化
STEP
2028年7月:こども食堂スタート(事業売上の10%を循環)
STEP
2031年:毎日こども食堂 + 学童保育の実現

寄付頼みではなく、ビジネスとして利益を出し、その一部を次世代へ還元し続ける。

この「循環する構造」そのものが、子どもたちの未来を守る盾になると信じています。

組織がうまくいかないのは、あなたのせいではない

もし今、あなたが「人を信じたいのに、現場が回らず苦しい」

「優しくしたいのに、余裕がない」とひとりで悩んでいるなら、それはあなたのせいではありません。

仕組みが、まだ整っていないだけです。

私たちは、いきなりコンサルティングを売り込みません。

まずはお話を伺い、人ではなく「構造」の視点で組織を診ることから始めます。

YouTube|ココロネ公式チャンネルはこちら

仕組みがあるから、人は優しくなれる。

その現場を、一緒につくりましょう。

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